フェイスクリームは必ず使用するべき?
基本的なスキンケアの最後のステップとなるフェイスクリーム。
今ではオールインワン商品を活用している人が増えているため、「フェイスクリームの使用って必須?」というギモンの声が多く挙がっています。
ここでは、フェイスクリームの使用が必ず必要なのか、その場合はどんなお肌状態なのかをわかりやすくご紹介しますね。
1.フェイスクリームが必要なお肌状態とは?
さっそく、フェイスクリームでのケアが必要なお肌状態を知っていきましょう。
極度に乾燥している
フェイスクリームは、化粧水・乳液・美容液よりもテクスチャーに重みがあります。
そのため、お肌に塗ると長時間の保湿が◎ 蒸発しにくい性質を持っているので、お肌の乾燥が極度状態の際には必ず使用しましょう。
エイジングサインが気になる..
年齢を重ねたお肌に見られるシワやシミは、たっぷりの栄養素をお肌に届けてあげる必要があります。
化粧水などの一般的なスキンケア商品には見られないフェイスクリームにのみ配合されている濃厚な栄養素を与え、ケアすることは年齢肌改善の近道になるのです。
お肌の疲れを感じる.
お肌にストレスや疲れを感じている場合も、フェイスクリームの使用は必須。
パックのような機能を併せ持つフェイスクリームで、マッサージをしながらケアをすると、お肌ストレス・疲れがスムーズにほぐれていきます。
2.フェイスクリームの使用がなくてもOKなお肌って?
それぞれのお肌状態によっては、フェイスクリームが必要ない場合もあります。
そのお肌状態とは…
ニキビ肌
ニキビがあるお肌は、皮脂の過剰な分泌によってオイリーな状態になっています。
また、ニキビによって炎症していると、フェイスクリームの使用によって余分な油分を与えてしまい、コンディションが不安定になることも。
オイリー肌
フェイスクリームは、テクスチャーがこってりとしているため、その分油分も多く含まれています。
オイリー肌の場合は、サラッとした肌質をキープすることがベストなので、化粧水・乳液・美容液のケアのみでも十分といえます。
アトピー肌
アトピーのお肌の炎症は、一般的なフェイスクリームの使用によって刺激がかかることも。
アトピー肌に特化したサラッと系でしっとり仕上がる美容液や乳液の使用がベストとなっています。
3.おわりに
フェイスクリームは、お肌のコンディションが良好であれば、欠かさずに使うことでさらなる美肌を叶えることがOK
お肌状態をいつも確認しながら、上手にフェイスクリームを活用し、お肌の底上げをはじめてくださいね。
- フェイスクリームが必要な人:乾燥、エイジングサイン、肌疲れが気になる
- フェイスクリームが不要な人:ニキビができやすい、皮脂分泌が多い、アトピー
フェイスクリームのベタつきが気になる、気持ちよく使用する方法とは
お肌に必要な栄養を届けることで、美肌への底上げをしながらエイジングサインを解消・予防できるフェイスクリーム。
フェイスクリームを使っている方たちのなかでは、「お肌へのベタつきが気になる…。」といった悩みの声も少なくはありません。
今回は、気持ちよくフェイスクリームを使い、お肌へのベタつきを感じないためのとっておきの使い方をレクチャーしていきたいと思います。
1.フェイスクリームがベタつくのは何故?
そもそも、フェイスクリームを使うと、お肌にベタつきを感じるのはナゼなのでしょうか?
気になる原因をお知らせします。
テクスチャーによるもの
フェイスクリームは、乳液や美容液よりもテクスチャーがこってりと濃厚。
お肌への密着度が高く、重みのあるテクスチャーのため、浸透がじっくりなのでお肌のベタつきが起きてしまうのです。
油分によるもの
化粧水よりも豊富な油分を含むフェイスクリーム。お肌にツヤやハリを与える油分には、お肌へのベタつきがどうしても起きやすくなってしまいます。
2.ベタつきナシ、フェイスクリームの心地よい使い方
さっそく、フェイスクリームのベタつきを感じることなく、気持ちよくスキンケアができる方法を知っていきましょう。
乳液をさっぱりタイプに
化粧水・美容液・フェイスクリームを保湿に特化したもの、乳液のみをさっぱりタイプに変えると、それだけでもお肌へのベタつきを防ぐことができます。
化粧水・フェイスクリームのみのケアも◎
お肌のコンディションを観察したときに、深刻なお肌トラブルがない場合は、化粧水&フェイスクリームのみの使用でも、美肌効果が実感できます。
フェイスクリームには、美容液や乳液の水分・油分・栄養をバランス良く含んでいるため、シンプルなケアでベタつき防止と美肌効果をもたらしてくれます。
収れん化粧水にシフト
いつものスキンケアを化粧水からフェイスクリームまで丁寧に行っている方には、収れん化粧水がオススメです。
余分な油分や皮脂を収れん作用によってサラッと仕上げ、フェイスクリームのしっとり感でお肌のベタつきが気にならなくなり、サラサラ感も保湿効果も実感できます。
3.おわりに
いかがでしたか?フェイスクリームはその製法からお肌にベタつきを与えてしまうことがあるんですね。
併用する化粧水や乳液のアイテムを見直すことで、ベタつきがなくなり、心地よいスキンケアができるので、今日からさっそく実践し、サラサラでしっとり快適に使えます。
フェイスクリームをべたつかせずに使う方法のまとめ
- 思い切って化粧水とフェイスクリームだけでケア
- 収れん化粧水に変えて、余分な皮脂を抑える
- 乳液をさっぱりタイプに変更
ニキビがあってもフェイスクリームを使ったほうがいい?
化粧水からフェイスクリームまでのライン使いで、丁寧なスキンケアを習慣にしているみなさんは、「ニキビがあってもフェイスクリームの使用はOK…?」という疑問を少なからず持っているよう。
ここでは、お肌にニキビがあり、炎症している状態でも、栄養たっぷりのフェイスクリームを使ったほうがベストなのか、NGなのか、気になる詳細を徹底リサーチしてみました。
1.ニキビがあるお肌にフェイスクリームは油分が多くなることも
ニキビができてしまうのは、肌質が不安定になっていて、過剰な皮脂が分泌されていることも多いもの。
一般的に、フェイスクリームは、お肌への必要な油分や栄養素を補助する製法のため、ニキビができているお肌に使うと、油分の過剰な補給で症状が悪化してしまうことがあるんです。
特にこっくりとした濃厚なテクスチャーであったり、シワやシミなどのエイジングサインに特化されたフェイスクリームはこの傾向が多く、ニキビ肌には向かないことがあります。
ニキビがあるお肌は、炎症や赤みがあり、症状を緩和させることが第一のステップ。
この際には、お肌を休めることがニキビ肌改善につながっていくため、フェイスクリームの使用を控えることがベストといえるのです。
2.ニキビ肌にはどんなフェイスクリームが合う?
フェイスクリームには、ニキビ肌にも使える商品があります。その特徴を知っていきましょう。
サラッとタイプ
テクスチャーに水分が多く、サラッとした使用感であれば、ニキビの原因である皮脂を収れんし、バランスを整える効果が期待できます。
無添加・薬用・医薬部外品
ニキビができているお肌にベストなフェイスクリームは、炎症を抑えるための成分が配合されていたり、(グリチルリチン酸ジカリウムなど)薬用で無添加の商品が安全。
一般的な肌質よりもたくさんのダメージを受けているニキビ肌の状態は、お肌に余計な負担をかけないケアが大切になるため、処方や添加物の有無にも注目してみましょう。
3.化粧水・乳液・美容液のみでもニキビは治る?
フェイスクリームの使用をせず、このライン使いであってもニキビの改善につなげることはOK
保湿やニキビケアに特化した化粧水や乳液にシフトすると、一般的な化粧品とは違った有効成分のアプローチによってニキビ肌をスピーディーに改善することができます。
4.おわりに
ニキビ肌には、製法や成分が適したフェイスクリームを使うこと、過剰なケアをしないことが大切なんですね。
成分や製法をしっかり確認し、早めのニキビ肌対策をはじめていきましょう。
ニキビ肌でも使えるフェイスクリームのまとめ
- 無添加、医薬部外品など肌環境の安定に役立つ
- 水分多めのサラッとしたタイプ
※ニキビケアに特化した化粧品で肌質の改善を目指すのも効果的
乳液・美容液・フェイスクリームでのケアは必須?
スキンケア商品をライン使いすることは、美肌の底上げ効果が高まるもの。
ただ、毎日を忙しく過ごす女性にとって、乳液・美容液・フェイスクリームのライン使いは、ときに手間がかかることで負担になってしまうことも多いようです。
ここでは、どんな時でもライン使いでのスキンケアが必須なのか、気になるポイントをまとめてみました。
1.乳液・美容液・フェイスクリームはお肌状態で変える
ライン使いをすることは必ずしも必須ではありません。
ただ、乳液や美容液は、テクスチャーがフェイスクリームほど濃厚でないため、蒸発しやすい性質を持っています。
うるおいと栄養素を油分でしっかりお肌に浸透させ、閉じ込めるためにはフェイスクリームのケアは必須。
お肌状態が特に乾燥していたり、シワやシミなどのエイジングサインが気になるときには、乳液・美容液をフェイスクリームで閉じ込めるケアがポイントになります。
また、夜のお肌はカラダやココロと同じように、1日の疲れが蓄積しているもの。朝はフェイスクリームの使用を省いてもOKですが、夜のお肌には栄養が必要となりますので、できるだけフェイスクリームを使うようにしましょう。
2.乳液を省いたケアはOK?
この場合は、お肌状態が健やかであったり、エイジングサインが気にならない場合はOK
乳液やフェイスクリームには、お肌に必要な油分が含まれているため、乳液を省いても、クリームのみで化粧水や美容液を塗ったお肌にフタをすることができます。
体のコンディションやホルモンバランスの関係により、皮脂が過剰に分泌されていることもありますので、この場合は、乳液を省き、フェイスクリームでの最終ケアを行いましょう。
3.フェイスクリームがお肌に必要なワケとは?
フェイスクリームには、乳液や美容液に含まれていない栄養がたっぷりと配合されています。
エイジングサインには特に必要な油分と栄養を与えることができるため、フェイスクリームでのケアは大切なステップとなります。
ただ、ニキビができてお肌が炎症していたり、肌荒れを起こしている場合、過剰なケアをせず、お肌を休めることが改善のポイント。
このようなお肌状態の場合には、フェイスクリームの使用を避け、サラッとタイプの乳液や化粧水で油分を与えすぎないよう、注意してみましょう。
フェイスクリームのかわりに、ベタつきや油分の少ないオールインワンタイプの化粧品を用いて、最終ケアをすることもオススメです。
4.おわりに
フェイスクリームを用いたライン使いのスキンケアは、お肌状態によって必須の場合と休ませたほうがよい場合があるんですね。
今のお肌悩みをしっかり把握し、毎日の正しいスキンケア商品のチョイスで、健やかな美肌を叶えていきましょう。
ライン使いが効果的な人のまとめ
- 乾燥やエイジングサインが気になる
→美容液や乳液の栄養を閉じ込めつつ、適度な油分も補充
- ホルモンバランスなどのコンディションにより、皮脂分泌が多い時は乳液を除いてOK
※ニキビなどトラブルが顕著な時は、クリームを使わずに肌を休ませる
フェイスクリームで肌荒れ、原因は何?
乳液や美容液にはない栄養素をたっぷりと補給できるフェイスクリーム。
いつもどおりのスキンケアにフェイスクリームをプラスしたり、お肌のコンディションによっては、フェイスクリームを使うことで肌荒れが起きてしまうトラブルに悩んでいる女性も多いようです。
ここでは、フェイスクリームで肌荒れしてしまう原因について、気になるポイントをわかりやすく解説していきます。
1.フェイスクリームで肌荒れ…原因は?
フェイスクリームでケアをしたら、赤みやポツポツなどのトラブルが起きてしまった。
そんな場合、次のような原因が考えられます。
お肌コンディションの低下
女性のお肌は、ホルモンバランスのみだれや季節の変わり目などに揺らぎやすい性質を持っています。
いつもよりもお肌状態が敏感になっていると感じた場合、フェイスクリームの使用で栄養過剰となってしまい、肌荒れを起こすことがあります。
フェイスクリームの製法
無添加のフェイスクリームも多い中、一般的な商品にはパラベンやアルコールなどの添加物が配合されているフェイスクリームもあります。
お肌コンディションが良好でない場合、添加物の刺激によって肌荒れが起きやすくなってしまうのです。
2.肌荒れを起こさずにフェイスクリームを使うためには?
安心・安全にフェイスクリームを使用するために、次のようなポイントに気を配ってみましょう。
お肌状態の見直し
生理前など、女性のお肌がいつもよりも敏感になっている場合は、栄養を与えすぎず、お肌を休ませるケアがポイントになります。
お肌の状態が安定するまではフェイスクリームの使用を避け、乳液や美容液などでお肌を安定させましょう。
フェイスクリームの見直し
添加物配合よりも、やっぱり無添加商品が安全。
まずは今お使いのフェイスクリームを見直し、肌荒れに特化しているもの、アレルギーテスト済みなどが記載されている商品にシフトしましょう。
こすらない
肌荒れを起こさないためにも、スキンケアをする際にはこすらないケアが必須。
お肌をいたわるようなやさしいケアで、余計な刺激や摩擦を与えないよう、心がけましょう。
3.おわりに
フェイスクリームで肌荒れが起きてしまうと、色素沈着やシミにつながり、お肌にトラブルが残ったままとなってしまいます。
早め早めの対策を心がけ、お肌状態とフェイスクリームの見直しをし、安全に使用できるまでカラダの中からのケアにもポイントをおいて、健やかな美肌を取り戻してくださいね。
肌荒れを起こさないフェイスクリームの使い方のまとめ
- 無添加や肌荒れケアに特化しているものに切り替える
- 刺激や摩擦を与えないように塗布
- 肌の調子が良くないと思ったら無理に使わない