D BBクリームの効果を調べてみました!
DシリーズはPOLAの中でも、と言うより他メーカーの化粧品と比べても、かなり変わった特長を持つブランド。
何が変わっているかというと、スキンケアは普通は足りなくなった成分や、肌の活性化などに役立つ成分を与えるもの。
でもDはその逆で、「捨てる」がコンセプトになっています。
実は肌にはコラーゲンを分解してしまう酵素・MMP1が20代から蓄積され始め、それが肌トラブルの原因に。
それならその原因を除いてしまおうと言うのがDなのです。
そしてリニューアルや終売してしまう化粧品も多い中、このD BBクリームは発売(2012年)から8年経った今も安定した人気を誇っています。
今回はその人気の理由を探ってみたいと思います。
D BBクリームの使い心地は
チューブから取り出すと、プチュッと出る位の柔らかめ。指先で軽く伸ばせて、かなり瑞々しいタイプです。
どちらかと言うと美容液に近いので、肌の凸凹や小じわにもスーッと馴染みました。
そして付け心地も軽いので、これならBBクリームの圧迫感やべたッとした塗り心地・見た目が苦手な人でも使いやすそうです。
そうなると、乾燥しがちな人には物足りないのでは…と思われがちですが、その点も大丈夫。
POLA独自の保湿成分・ゴールデンニームや抗酸化も高いローズヒップエキスや紅藻など、メーキャップアイテムなのに10種もの保湿成分が配合されています。
そのおかげか、塗った後もベタベタしないのに、程良いしっとり感がありました。
D BBクリームの使い方
真珠1つ部分を、顎・両頬・鼻・額に乗せて少しずつ広げて行きます。
薄付きの分、ムラになりやすいと言う口コミもありましたが、パフに少しずつ付けて押し付けるようにすると、あまりムラにならないような気がしました。
またパフは摩擦が心配と言う方は、指先で伸ばすと言うよりポンポンと広げて行くイメージの方がうまくいきそうです。
薄付きでカバー力が物足りない時は?
みずみずしくて軽い分、クスミや濃いめのシミ等はカバーしきれないという声もチラホラ。
だけどそのような時は、コンシーラーを仕込んでおいたり、上からちょっとパウダーをはたくのが良いようです。
BBクリームなので、普通のファンデーションの時よりも、仕込みや仕上げの一工夫がそこまで念入りに必要ありません。
使うときに気を付けたい事は?
多くのBBクリームが日焼け止めやコンシーラーなどの役割も備えていますが、DのBBクリームは化粧下地とファンデーションの2役のみです。
その為、先ほどのカバー力の件でも触れたように、コンシーラーやUVケアを使った方がいい場合も。
それってBBクリームの手軽さが半減では、と思う人もいるかもしれませんが、逆に言えば自分好みに使いやすいという事でもありますよね。
冬場でがっつりUVケアをしなくてもいいけどBBクリームだと却って肌の負担になってしまうとか、あるポイントだけカバーしたいけど全体的にぼったりした仕上がりに…、ということが避けられるのではないでしょうか。
POLA D BBクリームを使ってみて
これまでのBBクリームのイメージを覆すくらい、さっぱりと使えました。
付けていてもベタベタとかカピカピとならないので、汚くドロドロと崩れることは無さそうです。
厚塗り感もなく、特にナチュラルメイクが好みの人には丁度良いかもしれません。
それでも、適度な潤った肌に見せてくれるこの塩梅は魅力的です。
今回使ったのは標準色のLNでしたが、普段ファンデーションでは標準よりやや明るめの色が合う私でも、暗すぎることなく使えました。
とても色白とかブルーベースの方はLNより明るめのLが良いかもしれませんが、私のように明るめ〜標準くらいなら今回のLNでも良いかも。
また保湿成分のおかげか、BBクリームで苦手な閉塞感がなく、落とした後でも肌の疲れがありませんでした。
しかも他のベースメイクアイテムよりも、使っているうちに肌がすべすべしてきたような…
D BBクリームが向いているのは
軽くてさっぱりした使い心地なので、これまでのBBクリームの使い心地や仕上がりが苦手だった方だけでなく、初めてBBクリームを使ってみようかなと考えている方にも使いやすいと思います。
Dそのものが、20〜30代の初期エイジングケアを目的としているので、こういう乾かない(保湿力ばっちりな)ベースメイクを探している方・40代50代には物足りなさがありそうです。
でもある程度の年齢の方でも、肌がべたつきやすいとか、混合肌で一部だけさっぱりさせたいという方にも便利なアイテムです。
こんな方におすすめ
・年代:20〜30代前半
・肌質:普通〜脂性、混合肌の脂っぽい部分
・シチュエーション:
既存のBBクリームの厚塗り感、閉塞感が苦手
BBを使っていたら却って肌の負担を感じるように
UVケアはしっかりしなくていいけど、ベースメイクはお手軽に済ませたい
BBクリームでも自分の状況に応じて、メイク環境をアレンジしたい
このレポートはいちごが担当しました!
いちご(30代・普通肌):カラオケの十八番は劇団四季とゴールデンボンバー。長年、何を使っても肌荒れしない鈍感肌を自称するも、流石に肌に無理をさせてはいけないと反省。本格的にエイジングケアに取り組まないとと思いつつジプシー中(☆日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ)。